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投稿日
2015年12月 1日 09:50
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今回のストーリーの主役は 看護師さんでいらした新婦です。

大好きなお父様がドクターだったこともあり
ご自身も当初はお医者様になることを夢見ていたそうですが
お父様から「君は看護師の方が向いているよ」と言われ 看護師の道へ・・・。
夢をかなえ活躍していらっしゃいました。


お父様、新婦の結婚を楽しみにしていらしたそうですが、
披露宴を前に病に伏し、他界され
残念ながら出席して頂くことは叶いませんでした。

お父様が自宅療養された際には、
新婦が病院をおやめになり看護にあたっていたことは
お打ち合わせの中でもお伺いしていました。


そんな新婦に当日届いたサプライズの映像。
それは病に伏したお父様からのビデオレターでした。

正直司会者としては、大好きなお父様の映像は
新婦にとって悲しみを呼び起こしてしまうのではないか・・・。
披露宴自体が重い雰囲気に包まれてしまうのではないか・・・。

しかもタイミングは新婦のお手紙の直前。
せっかくのお手紙も読めなくなってしまうのではとそんな心配もありました。


しかし実際に上映が始まるとお父様の「○○ちゃーん」と
いう底抜けに明るい映像がスタート。
そしてそこからは本当に素晴らしいメッセージが続いていきました。
生きるという事。夢を持つという事。
目をキラキラさせながら話すお父様のメッセージは、
新生活をスタートさせる新婦にふさわしい希望のあふれるメッセージでした。

お父様の想いがゲストにも伝わり会場内は悲しみではなく感動の涙が溢れました。
私も司会台で涙をおさえる事ができませんでした。


実はこのお話には後日談があって、
披露宴から半年以上が経ったある日、新婦からご連絡を頂きました。
是非お礼がしたいとわざわざ事務所にお越しくださったんです。


そこで改めてお父様のお話をする中で新婦が
「父の映像の後、私の手紙でしたが
有山さんのコメントですごく優しく背中を押してもらった気がしたんです。ありがとうございました」と。

涙の中での私のコメントが新婦の背中を押すことが出来たとしたら
それは間違いなくお父様の愛にあふれたメッセージがあったからこそだと思います。
ゲストのお気持ちに寄り添うことができた 私にとっても心に残る思い出の披露宴となりました。

有山佐和

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